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イベント概要
開催日程 | 2021年10月2日(土), 3日(日) |
開催場所 | 大阪大学箕面キャンパス(アクセス方法) |
開催団体 | 主催:箕面国際フェスティバル運営委員会 主管:国際フェスティバル学生運営事務局 後援:箕面市、箕面市教育委員会 |
こくフェスとは?
箕面国際フェスティバル(略称:こくフェス)は、私たち学生と大学、地域が協力して箕面キャンパスの移転及び新キャンパスの箕面船場のまちびらきを祝う新しい大学祭です。大阪大学を拠点として活動するサークル・学生団体だけでなく、大阪大学外国語学部の各専攻語、箕面市内で活動する社会人サークル・市民団体などもご参加いただき、キャンパス内の教室やテント、ステージなどを利用した展示、販売、体験、発表などの様々な企画が開催されます。フェスティバル当日は阪大生はもちろん、箕面船場の町の方々にもご来場いただく予定となっております。
テーマ
「世界旅行」
歴史ある大阪大学の外国語学部キャンパスが位置する船場地区を舞台に、異文化交流・カルチャーショック体験の場を誕生させましょう。
―ようこそ、箕面船場国際空港へ。
テーマ趣旨文
「ようこそ、箕面船場国際空港へ。」
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私たちの提案する箕面国際フェスティバルは、この言葉のもとにアイデアを結集し、「世界旅行」をコンセプトとしてデザインされました。
世界旅行―海を渡り、世界の様々な地域に自由に足を運ぶということ。近年は国際線の航空券の値段も下がり、多くの人たちにとって身近なものになりつつあったそんな体験が、唐突に現実離れしたものになってしまってから、一年以上の月日が流れました。
現在でも感染症の世界的流行は収まる気配もなく、国境線をまたいだ移動が厳しく制限される状況が続いています。
楽しみにしていた旅行の予定を諦めざるを得なかったり、留学の機会が失われたりしたことで残念な思いをした人も多いでしょう。自分たちは国境線の内側に閉じ込められ、世界への扉は閉ざされてしまった―そんなふうに感じる人も多いかもしれません。
しかし、本当にそうなのでしょうか。「世界」は国境線の外側だけにあるもので、その内側はそれとはまったく無縁の、閉ざされた空間なのでしょうか?
住み慣れた街へと一歩踏み出せば、その答えがわかります。
近所の商店街を散歩してみれば、インド料理店やイタリアンレストラン、フランスのお菓子を楽しめるカフェなど、海をこえた世界の様々な文化への入り口がすぐ近くにあったことに気がつくでしょう。また地域の図書館に足を運べば、そこでは古今東西あらゆる世界についての知識や物語が、あなたを待っています。そして大学では、世界中の機関や研究者たちとの協力のもと、世界各地の様々な言葉や社会や文化についての研究が日々行われています。私たちは国境線の内側にいながら、その向こうへと地続きになった世界にアクセスすることができます。
さらに言えば私たち一人一人が、そうした様々な機会を通して国際色豊かな文化を受容し、時にはそれらに愛着を感じ、個人の文的なアイデンティティとして保持し、発信する権利を持っており、そして実際にそのような営みがなされてきたのです。
思えば現代とよばれる時代に入り、様々な技術の発展にともなって世界との結びつきが強まっていく中で、国際化という言葉がもてはやされ、世界との人やものの往来が奨励されてきました。
そうした流れの中で、ともすれば私たちの関心は国境の外に向けられ、それに対置されるものとして国境線の「内側」を前提してしまう節があったのかもしれません。
もしそうだとするならば、「国境線の内側」に目を向けざるを得ない今だからこそ、私たちの日常に溶け込むかたちで進展してきた国際化に今一度、注意を払うべきでしょう。そしてそこで見えてくる国際化とは、必ずしも国境線の外に向かって開いていくことばかりを指すことではないはずです。
国境線の内側に確かに存在するこうした多様な文化のモザイクに目を向けてこそ、真の国際化と言えるのではないでしょうか。
私たちは、こうした地域の「国際性」のすがたに目を向け、その声に耳を澄ませることが、地域と世界との交差点である大学のもつ重要な役割の一つであると考えます。
もちろん箕面国際フェスティバルの来場者が船場地区の外に出ることはないし、ましてや実際に国境線を超えることなどできません。しかしながら、そこには確かな新しい世界との出会いがあり、異文化交流があり、カルチャーショックがあって然るべきです。
箕面キャンパスという空港から始まる「世界旅行」。それは、これまで私たちが何の気なしに見過ごしていた場所や時間に埋もれている「世界」とのつながりを掘り起こし、価値を見出し、発信していく、いわば日常の再発見の過程であるといえます。
さあ、出発の用意は整いましたか?
好奇心というパスポートを手にしたら、それがあなたの旅のはじまりです。
参加団体募集
箕面国際フェスティバルでは以下の三つの出展形態を設け、大阪大学の学生団体(サークル・同好会等含む)や箕面市の市民団体の参加を募集しております。
館内企画 | キャンパスの建物内の教室で展示・販売・体験等を行います。 |
屋外企画 | キャンパス内のデッキに設置したテントを用いて物品販売等を行います。 |
模擬店企画 | ピロティ下のテントで食品の調理・販売等を行う企画です。 |
ステージ企画 | 屋内外のステージを使って発表などを行います。 |
参加を希望される場合は出展団体用ページより参加登録を行ってください。
出展に関するご質問・ご相談は「お問い合わせフォーム」からお気軽にお寄せください。
協賛のお願い
国際フェスティバルへのご協賛をご検討くださり、誠にありがとうございます。国際フェスティバル学生運営事務局事務局長の大谷真寛と申します。大阪大学開学90周年、旧大阪外国語大学開学100周年記念の今年、新しくみのお船場に大阪大学外国語学部新キャンパスが移ることとなりました。
本祭は新キャンパス移転を祝するとともに、新しい隣人となる地域住民、地域企業の皆様との共生を体現すべく、新しい街びらきを行うというイメージで計画を練ってまいりました。また、新型コロナウイルスに対する感染対策についても大阪大学の専門家と協働で計画を策定し、新たな街びらきと新しい生活様式による新しい学祭の形をお見せできるよう準備を重ねております。
ご協賛いただく企業の皆様、私たち学生・大学の底力を信じていただき、この苦境の中新しいキャンパスで花を咲かせる学生文化にご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
事務局長挨拶
ご協賛していただける方へ
当団体では国際フェスティバル開催の趣旨にご賛同のうえで、ご協賛していただける個人・企業の方々を募集しております。また協賛方法については様々なものをご用意させていただいております。